東海エリア本当に雨が降りません。
農作物たちもカラカラです。
畑には山水をせっせと運んでいますが追い付かない・・・
田んぼの方は今とっても大切な時期で、
稲が成長し穂をつけ出す頃。
最も水が必要な時です。
水稲と呼ばれるほど水が必要不可欠なお米の栽培。
米づくり、私たちは "水" を大切にしています。
水の良し悪しで米の味が決まるといわれるくらい、水は重要です。
のうみんふぁ〜むの田んぼは、
山の清水が小川となって一番最初に流れてくるところにあります。
もちろん川や生活排水、
他の田んぼの水路などと混じることなく、
純粋な山の清水をいただいています。
サワガニやカワニナもいる綺麗な清水。
大変ありがたいことです。
例え無農薬、無化学肥料で育てていたとしても、水をどのように確保しているかで安心、安全の意味合いがかわってきてしまう。
お米は特に水が命なわけですが、
オーガニック市場ではなぜかそこはあまり意識されていないような気がします。。。
少し話がそれてしまいましたが、
その大切な山からの清水がもうぎりぎり。
水量が減り棚田へ流れる水が今にも途絶えてしまいそう。
田んぼも完全に密閉することはできないので、少しずつ水が浸み出し抜けていきます。
新たに水が入ってこないと循環もできません><
なんとか今できる対策を最大限して、
雨が降るまで、稲たちにがんばってと声をかけるしかできません。。
その甲斐あって?水もなんとか保ちつつ健気に穂をつけ成長してくれています。
田植え祭の時にみんなで植えた田んぼにも
ようやく穂が出て来ました!
小さな白い花が咲き始める子もちらほら。
夕暮れ時の穂先にはカエルがしがみつき、
赤とんぼがとまりの生き物パラダイス◎
羽に特徴がある赤とんぼ、調べてみたらミヤマアカネという種類の子でした。
蛍シーズンが去り赤トンボの季節。
初秋を感じます。
果たして今年は無事収穫を迎えることができるのか?
雨が降るまでまだまだ油断はできません。
スリリングな日々が続きます。