奇跡の回復劇

8月、9月と展示会の関係で変則営業をしていた

サウンドヒーリング  x CS60 セッション。

10月より通常通り再開しています。

ご予約やお問い合わせはE-mailまたはインスタのDMよりお願いします。

 

さて、今日は久しぶりに 施術のことを。

 

初夏から しばらく集中的に施術させていただいた方の症例になります。

ご本人さまより ご自身の経験が誰かの為になれば とお申し出をいただいたので

記させていただきます。

 

 

<40代・女性>

細菌感染から、敗血症を患い 心肺停止状態に

集中治療室(ICU)で全身治療し一命をとりとめる。

 

その後 意識の回復も見られ、ICUから高度治療室へ移られた。

 

そのタイミングでお声をかけていただき、病院へ出向きCS60による施術を始めました。

この時はまだベッドから起き上がることは難しく、

臓器の働きを助ける管、チューブがいろいろとついている状態でした。

 

お顔色は暗く、極度の脚のむくみやお肌の乾燥、

声帯も、薬などの影響もあり かなり甲高い声と言うような印象を受けました。

 

お話はできるが 長時間は苦痛で、食事は取れない為 点滴による栄養剤
吐き気や頭痛、倦怠感がかなりあり 眠りも浅くとてもお辛い様子でした。

 

初日は、ご本人の希望もあり 額、側頭部、頭頂部のみの施術を行いました。

状況を鑑み 撫でる程度のやさしいCS60の施術にしましたが 痛みを少し感じる箇所もありました。

「なんだか頭の中が楽になった。今日はこのくらいにして、一度様子を見てみたい。」

時間にするとわずか10分程度でしたが、お顔色が随分良くなりました。

 

翌日に連絡をいただき、

あの後はすごく眠たくなって 久しぶりにしっかり眠れた。

と、次の出張施術の希望を受けました。

 

2回目の施術は、間を空けずにでしたが

1回目の施術時の時には起き上がれなかったのが

この時、端座位が可能になられていました。

しっかり眠れたことと 頭が楽になったことで気持ちも少し上向きになれた。

と話してくれました。そして声帯の変化も見られました。

甲高い声ではなく地声が出せるようになられていました。

ただ、まだ食事は取れる状況でないことと、食欲自体も全っくなく

吐き気がひどいというような状態は続いていました。

 

2回目は端座位の状態で肩甲骨、背中を

横になった状態で 頭、足首まわりを30分程施術しました。

 

テレビに映った天ぷらを見て、「わぁ美味しそう」とポロっと出た言葉に

ご本人もびっくり。そんな風に感じたのは久しぶりと。

 

お話の内容も退院したら やりたいことなど 前回の施術に比べて意欲的な姿勢になられ

「背中がほぐれてきた、体がぽかぽか温まってきた」と体感もありました。

脚のむくみもやや軽減されたように感じました。

 

 

3回目も同様に間を空けず受けられました。

今度は肩、背中に加え気管や腹部も施術しました。
唾液の分泌が悪かったのが、施術後すぐに出るようになり調子が戻ってきている感じがすごくすると仰られました。
食欲が出てきて、一般食は難しいが間食がとれるようになったとのことでした。

 

ただ病院での検査の数値は前回まで一進一退との結果。(1週間の)

しかし私たち的にはまだ1週間のスパンかつ、数値化できていないだけだと感じたのですが ご本人自身 体感からもそのように感じられてもいました。

また、薬で吐き気が催されることがわかったことも手応えのひとつで
「担当医に相談してみる」と自分で自分のからだをハンドリングする意識が芽生えていることは大きな変化だと感じました。

 

3回の施術でお顔色や見た目は随分すっきりとして、
食欲も出てきたこと、起き上がって過ごすことも増えてきたこと、
精神面でもかなり前向きになり 気力が出て退院のイメージを持って過ごせるようになっていました。

 

1週間のうちに3回、間を空けず続けて施術させていただけたことが
その後の快方を早める道に大きく影響したと実感しています。

翌週からさらにブーストをかけていく施術に入っていきますが今日はここまで。

 

次の投稿へ続きます。

 

 

※CS60は医療行為ではありません。施術の体感は個人差があります。