2月初旬からオーストラリアに来ています!
アボリジナルアートの旅2020◎
ケアンズからアデレード、そしてアデレードからここアリススプリングスまでの
ながーいロードトリップを経て 約2000km無事走破。
海が見える港から徐々に景色は変化し
乾いた風を感じる頃にはどこまでも続く真っ赤な大地が広がります。
山火事の影響も心配していましたが、幸運にも中央部は被害はありませんでした。
そして車のトラブルもなく◎
ただ道中も本当に暑くて、日差しも毎回のことながらに これぞセンターオーストラリア。。!
毎日43~45℃近くにもなる灼熱の中央砂漠ですが、タフに動いておりまーす!
さて、毎日何をしているかというと
アーティストとコンタクトを取り(連絡手段はアーティスト次第)
時には街中でどこにいるのかと聞き込みしたり...
会えるかどうかは行ってみないとわかりません。
アーティストにアポイントを取れたらば キャンバスや筆、木のスティック、アクリルペイントなどを準備して彼らのもとへ。
今回の旅ではスタジオを使わず、直接出向くスタイル!
なので彼らのキャンプ地だったり、居住地だったり 奔走する日々です。
今回は 御祖父様の代からご縁をいただいているアーティスト一家に
制作をお願いすることになりました。
ご縁あるアーティストと直接お会いし親交を深めることや
この広大な大陸 中央砂漠をありのまま肌で感じることはアボリジナルアートの旅の醍醐味でもあります。
そして 彼らの歴史 背景や文化 継承されるストーリーや叡智、
あるいは変わりゆく現状、力強い大地など 交錯するアボリジナルの世界を
作品と共に日本へお届けしたい想いです。
太古の記憶を完全に理解するなど、頭では到底及ぶはずもありませんが
彼らが残してくれる作品たちは、膨大な記憶の一部であって
その片鱗に触れることは、理屈抜きに言葉を超えた体感があります。
一人でも多くの方が それぞれにメッセージを受け取っていただけたら幸せです。
日本では5月に展示会開催予定です。詳細はまた後日お知らせします。