ラストアボリジナルの友

 


星ヶ丘テラスさんでのアボリジナルアート
原画展ポップアップショップ開催
8/7(月)~13(日)まで2週間後に迫ってきております!
ご縁をいただけ思いがけず
スピーディに決まったことだったので
準備の毎日で忙しく動いております。

 

なかなかインスタグラムも更新ができておりませんが、

アートのことはもちろん田んぼも畑も、
セラピーも元気に活動しております!
いつもありがとうございます。

 

さて、
今日は星ヶ丘にもお持ちする予定の作品でアーティストのワララ ティチャパリ氏について少し触れてみたいと思います。

もうすでに中央砂漠の先住民族は探し尽くされたと思われていたが
1984年、9人の家族で砂漠を歩いているところを発見され「ラストアボリジナル」として世界でセンセーショナルを巻き起こした”ピンタビ9”のひとりであるワララ氏。

発見されたわずか40年前まで、西洋文明と交わってこなかったというだけでもすごいことなのですが、彼が描いた作品はとてもモダンで人々を大変驚かせ
瞬く間に先住民から世界中で注目を集める
現代美術アーティストへ認識されるという珍しい人生を歩んでおられます。

 


本の表紙も飾っている若かりし頃のワララ氏

今から10年も前のこと、私たちがはじめて ワララ氏にお会いした時お味噌汁を作って振る舞い大変気に入ってくれました。

ラストアボリジナル という風格はもちろんあるのですが 何よりすごく自然体で
一緒に過ごす時間がとても心地良く
彼の穏やかでチャーミングな人柄に癒され
私たちの緊張は気づけばどこかへ。
すっかり大ファンになってしまいました。
このとき別れ際ににプレゼントしたのが
私たち夫婦とワララ夫婦で一緒に撮影した写真。

彼は 持ち物などほとんどなく、
着の身着のまま生きているというような
とても野性的な人物なので
4年ぶりの再会を果たせたときに
当時の写真を大切に持ち歩いてくれていたことにすごく驚いたし、とても嬉しく思いました。

 

   

シワシワになりながらも大切に持ち歩いてくれていた写真

 

連絡手段を持たない彼とは、毎回会えるという確証もなく会えない時もありました。
しかし会えるときには不思議と予感がするものです。

 

彼を見つけるには自分で聞きこみするしかないのですが、
直近の2023年アボリジナルアートの旅では数年ぶりの再会を果たしています。
今回は見事ヤマチが夫婦でいるところを発見!

 

ワララ氏はいつも再会を知っているかのように、こめかみの辺りを指して笑い大きなハグで出迎えてくれるのです。

ワララといつも一緒にいるのは夫妻のチリ。
4人で再会を喜びました。
彼女はとても明るくいつも場を和ませ笑顔にしてくれる素敵な女性です。

ワララ氏は私たちが交流を深めているアーティストの中でもとにかく自由で一緒にいると
いつも彼らの雄大な感覚に居心地の良さを覚えます。

ちなみに、彼には2人の兄弟がいます。
1人はトーマス氏。 彼はワララ氏よりもっとワイルドで自由奔放です。

 

さらにまだお会いしたことのないワランピリと有名アーティスト揃い!
いつかお会いして制作の依頼をできることを楽しみにしているアーティストのひとりです。

今回はワララと一緒にトーマスを探しましたが残念ながら再会とはいきませんでした。

いつの日か三兄弟のドリーミングを1枚のキャンバスに描いてもらうのが秘かな夢です。

 

今回はピンタビ9のひとりで、ラストアボリジナルと呼ばれるワララ氏をちょっぴりご紹介してみました。
これからも交流を温めながら 理解を深めていきたい大好きな友人です。

そんな彼が描く作品を星ヶ丘テラス
アボリジナルアート原画展
ポップアップショップに数点お持ちします。

 

   
 ワララ ティチャパリ「ティンガリ サイクル」2014

ワララ氏の作品は祖先の軌跡を示すドリーミングです。

ぜひ直接 ラストアボリジナルのエネルギーに触れられるこの機会、どうかお見逃しなく!

 

2023 8/7 ~ 8/13
11:00-19:00 (最終日の13日は17:00まで)
星が丘テラス WEST2F EVENT SPACE

nomin universe企画 ポップアップショップ
アボリジナルアート原画展
-ドリームタイム 夢見の世界- 

 

 

星が丘テラス ポップアップショップ アボリジナルアート原画展